2016年05月29日

5月28日ミチマチガエタズ、デルタ兄弟、ヤン・フレンジー@高円寺トラゲット

こんにちは。昨日のライブでひゅーひゅー言わされすぎたせいで喉がイガイガしているヤンでヤンス。
カパケポコポ。

昨日はみんな大好き高円寺トラゲットでライブでした。
トラゲットはマスターの梅花さんが精力的でどこから連れてくるのか毎度質の高いミュージシャンが集う良店です。そして今回も久しぶりに行ってみたらお手製の棚ができていて、しゃれおつ度がまた増していました。DIYで店内がどんどんいい空間になっていくので、それを見に行くだけでも定期的に通う価値のあるお店ですよ。そして何より値段がいいとこついてくる。ふところが寒いときでも迎え入れてくれる暖かさがあるんです。

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さて、そんなトラゲットで今宵のお相手は、五目亭ひじきさん率いる「ミチマチガエタズ」。最初に会ったときには「ひじき亭さんですね!」と失礼極まりないこと言ったのに最終的には「ひじき亭でも五目亭でもどちらでもだいじょうぶです」と、寛大な態度で接してくださったステキなひじきさんのバンドです。
そしてもう一組は、悪そうな奴らはだいたい友達の「デルタ兄弟」です。キングジローさんの破壊力抜群の歌声にずっしりと動じないバック陣が魅力の「悪い顔してステップ踏む」のが似合うバンドです。

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一番目はミチマチガエタズさんからスタート。この方々の音楽性が本当に多種多様でものすごいちゃんぽんっぷりなのですが、なぜかミチマチガエタズ流のエッセンスがあかるとあら不思議、その雑多なもの達がきちんとひとつの音楽を形成するのです。デルタ兄弟のワンダフルワイフを自分たち流にアレンジするなどほんとに自由。聞いていても楽しいし、ついつい踊りたくなってしまうような、そんな見るものすべてを仲間にしてしまうような音楽でした。今回は満員御礼で中に入れずガラス戸越しに見ていたのですが次回機会があれば中で見てみたいですね。

五目亭ひじきさんとは終演後に歯医者の話で盛り上がったので(?)ぜひ次回ラジオに呼んで頂ければ歯医者の唄でも披露します。

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そして続いてはヤン・フレンジー。ほんとはトリだったらしいんですが、いろいろあって二番目の出番と相成りました。デルタ兄弟さんご迷惑をおかけいたしました。そしてありがとうございます。

で、今回は、というか今年はギターをもっと弾いてみようかなと思っております。まあ、唄もへたっぴなんで練習しなきゃなんですが、唄うまい人はたくさんいるので、まあ、もうこれ以上どうがんばってもホイットニーヒューストンみたいにはならないかな…って。(特にホイットニー目指してたわけじゃないけど…)で、弾き語りの人でギターもうまい人って中村マリさんとか、吉村瞳ちゃんとか、Chihanaちゃんとか、Reiちゃんとかいるんだけど、ヤンとは方向性が違うからとりあえずつぶしあいには成らないし(なんだそりゃ)共存共栄していけるだろうし、いいかなって思いまして。

というわけでその試みとしていつもより少しフリーな感じで弾くパートを入れてみたり、ソロっぽいのを入れて見たりしました。もっともっと昇華させたいので、もっともっと練習します。だからみなさん次回も来てください。新曲もやっぱりまだなじんではいないのですが、新曲って一回ライブでやるのと100回スタジオで練習するのだとライブで一回やったほうが定着率がぐっと上がるんで、少し舌足らずだったかもしれませんが、自分としては新曲がやれて満足です。まだまだ眠ってる曲もあるからやっていこうと思いまする。

聴いてくれた人たち、CD買ってくれた人たち、ありがとうございます!

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そしてトリはデルタ兄弟。JakeさんのMCから始まり、なぜかキングジローさんがやり直しさせ、二度目はご満悦での登場。どんな演出ですか!と心の中で突っ込みを入れつつ、本人は満足そうだし、まあいいか。というかそんなことがどうでもよくなるぐらいに、やっぱりデルタ兄弟の楽曲は良いんです。誰もが心を浸され侵される(癒しとかではない)。「働け〜」のあの地鳴りのような歌声を聴くと、もう働かざるを得ないんです。日本語があれほど胸にずっしり来る唄は本当になかなか無いと思う。

まあとにもかくにも今年はギター弾きまくってやるぜい!以下が次回のライブだぜい!6-7月はちょっと仕事をがんばるぜい!

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Date:2016/8/13
Place:押上銭湯「大黒湯」
Time:OpenTBA/StartTBA
Charge Free
URL:http://daikokuyu.com/
・ヤン・フレンジーバンドメンバー
:Take(Harp)/渡辺拓美(Wb)/たきざわあつき(Per.)

★チケットは不要です。ふらりとお越しください。
☆蜷川実花さんとのコラボで有名な押上の銭湯「大黒湯」さんで生音バンドライブです!すみだジャズの一環ですので町全体お祭りムードですよ。他にもいろんな場所でいろんな音楽を聴けますので是非!

★すみだストリートジャズフェスティバル公式サイト
http://sumida-jazz.jp/sj/
posted by ヤン・フレンジー at 14:02| Comment(0) | ライブ日記

2016年05月24日

5月23日ウルフルケイスケツアーファイナルノンケーズライブ@下北沢440

こんにちは。最近あったかくてなんだかとってもいやな予感がするヤンでヤンス。(その予感は「もうすぐ夏が来る」という、夏嫌いのヤンにとってはとっても悪い予感です)

昨日は440(four forty)14th Anniversary〜MAGICAL CHAIN ひとり SPECIAL〜2016春 ツアーファイナル ノンケーズ祭ということで、ウルフルケイスケさんのツアーファイナルにしてノンケーズのライブに行ってまいりました。ノンケーズというのはウルフルケイスケさんとポカスカジャンの大久保さんによるユニット。お二人はウルフルズが上京したてのころからの仲だといいます。

米沢でウルフルケイスケさんとヤン・フレンジーをブッキングしてくれた、優れたセンスの持ち主であるひろしーんさんとよっしーさん夫妻と一緒に、ヤンは仕事帰りにやってきたわけであります。

440に入るともうすでに満員御礼といった感じで、淑女の方々がお行儀よく座っておられました(紳士な男性も数名いらっしゃいましたが、割合で言うと数%だったかと)。女性ファンが多いというのはやはりケイスケさんが、ウルフルズの中でも「3」の方を担当されているからだと推測しました。(大久保さんがウルフルズをオトコマエの割合を「6:4」と言っていたのですが、具体的には3:3:2:2に分かれるのだそうです。よくよく考えたら煙に巻かれるような理論です。)ビールを頼んで夫妻とカミジョウさんと再会を祝して乾杯!四方山話をするうちに会場が暗くなり、何分か遅れでライブはスタート。

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最初はウォッシュボードにバケツをつけた斬新な楽器を持った大久保さんといつもどおりテレキャス姿のケイスケさんがしょっぱなからご機嫌なナンバーを聞かせてくれて会場は大盛り上がり。ロックンロールが本当に好きなんだなー。子供のようにはしゃぐ大人二人に楽しく乗せられました。

そしてここでいったん大久保さんとギターの方のみになり、オリジナルナンバーを何曲か披露してくれました。アルバイト先の先輩の唄がめちゃめちゃ面白かったんですが、それがカラオケに入っているとのことで、今度入れてみようかと思いました。さすがプロのコメディアンは動くだけでもおかしみがこみ上げるから不思議です。最後は結構しっとりしたバラードで締めてくれました。このあたりはさすが元ミュージシャンですね。(ポカスカジャンもミュージシャンのカテゴリーに入るとも思うので語弊があったらすみません)
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そして後半戦はケイスケさんがパーカッションの方と勢いのある演奏を聞かせてくれました。いろんなソロの曲があり、ビートルズの日本語カバーの合間にほんのりがっつだぜを入れたりサービス精神旺盛。正直ノンケーズが「キスしてほしい」をやるなんて思いませんでした!レアなものを聞けたなぁ!

個人的にはケースケさんがダブルアンコールで歌った名もなき唄がぐっと来ました。これは米沢でも歌っていて、そのときははじめてやりますと、MCで言っていたのだけど、今回はその曲がケイスケさんに染み込んで、メッセージがより明確に伝わってきました。ケイスケさんがウルフルズではなく、一人で全国を回るようになって、そのことを歌にしたのだということですが、本当にウルフルズという大きなバンドではできない体験や出会えないような人たちとの出会いを大切にしているんだなーと胸が熱くなりました。

ライブは熱を帯びたままダブルアンコールの終了で幕を閉じました。

ライブ後には夫妻とカミジョウテツヤさんと一緒に、カミジョウさんおすすめの「とりき」こと「鳥貴族」で再会を祝して乾杯したのでした。いろんな話が聞けておもしろかったですが、よっしーさんが外タレにやたらモテる話が一番印象に残っています。でも、ということはひろしーんさんには外タレ的な要素があるということかしら…と、電車の中で一人考えながら帰路に着きました。

さて、ヤンも今週末ライブですよーう!サラリーマン大脱走の唄を歌うよ!(どんな唄だよ!)
Date:2016/5/28
Place:高円寺トラゲット Koenji Traghetto
Time:Open19:00/Start20:00〜
Charge 1800yen
URL:http://traghetto.jimdo.com/
★チケットは不要です。ふらりとお越しください。
☆毎夜毎夜レベルの高いミュージシャンが集う高円寺のお店。食べ物も安心価格なのでぜひお越しください。

出演Performers: ミチマチガエタズ /デルタ兄弟
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posted by ヤン・フレンジー at 22:20| Comment(0) | ライブ日記

2016年05月15日

5月14日高津Moby Dick「W.C.カラスとChihana」ライブ

こんにちは。東京は良いお天気ですね。
遠くのほうではぎゃん泣きしているあかちゃんとそれをなだめている女児の声がします。子供って自分より小さい子がいると急に大人になりますね。「大丈夫よ!怖くないからね!」って幼稚園くらいの子が叫んでる。

さて、昨日は英会話が終わってから時間があったのでライブでも見に行こうと思っているところに、デルタ兄弟のJakeさんから「高津でカラスがライブやってるよ」という情報を得て、家も近いし行くことにしました。

フライヤーはこんな感じ。
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高津駅で降りたのは初めてで、まさかこの駅にこんなステキで感じの良いお店があるなんて。初めて行った店なのに、スタッフの方々の雰囲気が気さくで、あれ?私ってここの常連さんだっけ?と錯覚を覚えるほど居心地がよかったです。

入り口はこんな感じ。サブマリン風。
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お店に入るとすでにカラスさんが1曲目をぽろりぽろりと弾き始めておりました。肋骨を骨折しているというカラスさんはそんなことをみじんも感じさせない、熱を帯びたステージを見せてくれました。聡子さんも寄り添うハープがすばらしい。ハープの人って基本的にがなりたくなっちゃう人がほとんどなので、こういう寄り添い系のはーピストは希少だなと思いました。カラスさんの唄がぐっとしみこみやすくなる感じ。
カラスさんはフェンダーギターを使って時にしっとり、時にロックに聞かせてくれました。

W.C.カラスさんとは昨年山形でもご一緒し、それ以前にモアリズムさんのRYTHM&BLUESでもご一緒たのですが、富山県で活動されていて、しかも木こりのブルースシンガーという肩書きがいまだに新鮮にインパクトがある。
こんな方です。この写真も秀逸ですね。日本語ブルースがぐぐぐっと心の葉脈に染み入ってくる、そんな歌い手さんです。室井滋さんからも絶賛されてるとか、ほんと実はすごい人なんですよね。
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そしてトリはChihana。いわずと知れた女性スライドギタリスト。ほんとに見てて飽きないギター捌きです。今度本気でスライドとかオープンチューニングを教えてほしいです。

Chihanaちゃんはこんな人です。昨日もこのギター使ってましたね。おっとこまえなリゾネーターギター。いいなあ、ほしい。
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今回のライブでは風邪を引いたらしく、語尾がハスキーになっていて、これはこれで色っぽいなあと思いました。新しいアルバムも制作予定とかで、勢いを感じさせます。ヤン個人としてはChihanaちゃんは日本語の歌詞が似合うなーと思っていて、勝手にスライドギター界のホジーニャ・ジ・バレンサだと思っております。ええと、男前なギター捌きとかわいい歌声のギャップがステキなミュージシャンという意味です。ミュージシャンの癖にミュージシャンの名前の引き出しが少なくて(偏ってて)すみません。。。

そして最後はカラスさん、聡子さん、Chihanaちゃんでセッション。やっぱり人数が多いと上がりますね!途中で近所に在住のハーピストの方(すみません、名前が聞き取れませんでした)が加わり、大迫力の大団円となりました。

というわけで楽しいイベントが終わり、Jakeさんと焼き鳥を食べて岐路に着きましたとさ。
良い土曜日でした!

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次回ヤン・フレンジーライブ
ate:2016/5/28
Place:高円寺トラゲット Koenji Traghetto
Time:Open19:00/Start20:00〜
Charge 1800yen
URL:http://traghetto.jimdo.com/
★チケットは不要です。ふらりとお越しください。
☆毎夜毎夜レベルの高いミュージシャンが集う高円寺のお店。食べ物も安心価格なのでぜひお越しください。

出演Performers: ミチマチガエタズ /デルタ兄弟
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posted by ヤン・フレンジー at 12:56| Comment(0) | ライブ日記